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地震波の計算問題の指導法 (00:00)

北辰テストの直前ということもあり、土曜日に

 

対策授業を行った。その中で地震波の計算問題を

 

指導したので、その中で思ったことについて

 

書こうと思う。

 

 

 

1)地震の仕組みと用語の確認を丁寧に行う

 

まずは地震についての基本的な仕組みを確認する。

 

よく見られるのは「マグニチュードと震度の混同」

 

である。私はいつも次のように説明している。

 

 

今回もこの説明をしたが、生徒たちにとっては

 

イメージしやすいたとえだと思う。

 

 

 

2)様々な問題のパターンに触れてもらう

 

地震波の計算問題には以下の基本パターンがある。

 

・初期微動継続時間を求める

 

・地震の発生時刻を求める

 

・主要動の始まった時刻を求める

 

・震源からの距離を求める

 

P波、S波の速さを求める

 

また、情報の与えられ方も様々である。

 

・文章から読み取る

 

・表を読み取る

 

・グラフを読み取る

 

これら様々なパターンに慣れてもらう必要がある。

 

 

 

 

  緊急地震速報の問題もよく出題される。

 

 

 

3)大事な発想(生徒たちがつまずくポイント)

 

「○○と△△が分かれば□□が分かる」

 

「与えられた材料をどう使うか」という思考を

 

自分ひとりで進められない生徒が多い。

 

たとえばこういう発想だ。

 

P波の到達時刻とS波の到達時刻が分かれば、

 

初期微動継続時間が分かる」

 

P波の到達時刻と初期微動継続時間が分かれば

 

S波の到達時刻が分かる」

 

「震源からAまでの距離と時間が分かれば

 

速さが分かる」

 

「初期微動継続時間の比と片方の距離が分かれば

 

もう片方の距離が分かる」

 

 

 

「○○と△△が分かるね。では、何が分かる?」

 

「□□を求めるためには何が分かればいい?」

 

などと発問すれば答えられるものが多いのだが、

 

自分一人だと完全に手が止まってしまう子がいる。

 

我々が授業で行うこのような発問を「自問自答」

 

できるように指導していくことが大切である。

 

(すごく難しく、時間がかかることなのだが・・)

 

 

 

「(2つの数値を見たら)差や比を求める」

 

複数の数値を見て「差や比を考える」という

 

ことを無意識にできる子とそうでない子がいる。

 

とくに「比を求める」という作業は、数字の感覚

 

が無い子にとってはしんどい。

 

たとえば、「28km140km」という数字を見て

 

5倍だなぁ」と気づけるかどうか。

 

15秒と24秒」という数字を見て「5:8だなぁ」

 

と気づけるかどうか。こういう数字の感覚が

 

地震波の計算には必要不可欠だ。

 

 

 

 

4)まとめ

 

理科の計算問題を解くためには、

 

「土台となる最低限の知識」

 

「図や表を書くなどの基本動作」

 

「比や公式の利用」

 

の三つが揃っていないといけない。

 

 

 

今年の塾生は、現状では土台となる最低限の知識も

 

覚束ない状態で、これから習得する段階にある。

 

「計算問題で手が止まる」という状態のまま

 

高校受験を迎えることの無いよう、密度の高い

 

解説、質・量ともに高い演習を行っていきたい。

 

| 2020.06.22 Monday | お勉強のヒント | comments(0) | 進学塾unit |
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