進学塾unitのブログ
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路上の石を減らそう (00:00)

塾内で漢字テストを行っている。

 

もちろん漢字の読み書きができるようになって

 

もらいたいのもあるのだが、それ以上に大切に

 

してほしいのが語彙力の増強である。

 

 

 

 

語彙力が乏しい子は、文章を読んでいる途中で

 

分からない言葉が出てきてつまずく回数が多く

 

なる。これがどれだけ不利か分かるだろうか。

 

語彙力のある子が舗装された道を走るのに対して、

 

語彙力のない子は石ころだらけの道を走るような

 

ものだ。当然、読むスピードが格段に落ちるし、

 

内容を理解するのも困難になる。だから国語の

 

試験では「巧遅」あるいは「拙速」のどちらかに

 

陥る生徒が多い。「巧速」を実現するためには、

 

語彙力を養うことが必要不可欠だ。

 

 

 

 

もちろん漢字テストは合格してもらいたいが、

 

ただテストに合格することだけを目的にしては

 

いけない。漢字テスト勉強の中身を充実させよう。

 

勉強の中身が充実すれば、点数もついてくる。

| 2019.12.21 Saturday | お勉強のヒント | comments(0) | 進学塾unit |
テストをつくろう(3) (00:00)

塾の先生の仕事をしていて、楽しさややりがいを

 

感じる瞬間がたくさんある。その中の一つが

 

このような「新しい発見」である。目の前の

 

生徒が「出来ない」と困っているからこそ、

 

それを解決するためのアイデアが湧いてくる。

 

そういう意味で、生徒の「できない」は

 

講師にとっての「宝物」である。

 

 

 

 

しかし、これは何もせずに漫然と過ごしていて

 

勝手に降ってくるようなものではない。

 

生徒のことを日々観察し、どういうことで苦戦

 

しているのかを把握する。コミュニケーションを

 

たくさんとって分析する。そして日々の生活の

 

なかでインプットしている、一見すると勉強とは

 

関係のない雑多な情報があるからこそ、それらが

 

脳内で結びつきアイデアとなって湧いてくるのだ。

 

 

 

これからも生徒の「できない」を大切にしたい。

 

そして四六時中、生徒や指導のことを考え、

 

日々勉強する姿勢を常に保ちたい。

| 2019.12.19 Thursday | お勉強のヒント | comments(0) | 進学塾unit |
テストをつくろう(2) (00:00)

作業としては「用語を答える問題をつくる」

 

わけだが、実際に脳内で行われていることは

 

「用語の説明記述」である。

 

よって、単なる一問一答形式よりも

 

頭を使う作業になっている。

 

また、普段生徒は解答者側であるが、出題者側に

 

立つ(視点移動)ことによって、解答者側にとって

 

必要な情報を見抜く力が養われる。

 

また「なぜその問題を出したのか」と問うて

 

みるのも有効だ。

 

その用語がどういう話と関連づけられるのか。

 

その用語を理解することで他のどんな事柄に

 

役立つのか。

 

そういったことを「自然に」行うことができる。

 

 

 

勉強が得意な子は、アウトプットを前提に

 

インプットをしている。

 

つまり、あとから聞かれたときに答えられる

 

ように、全体の中での位置づけや、優先順位や

 

話す順番などを無意識下で整理しながら

 

インプットをしている。

 

自分でテストをつくること(アウトプット)を

 

前提にして勉強すればインプット(理解・暗記)

 

の質も変わるだろう。

 

勉強しているあいだに、

 

「あっ、これは絶対テストに入れよう!」

 

と思えるようになったら、しめたものだ。

 

 

 

 

テストを「受ける」ことはたくさんあっても、

 

テストを「つくる」ことはあまり無いだろう。

 

そういう意味で、生徒にとってはとても新鮮な

 

経験だと思う。楽しみながらできる勉強法だ。

| 2019.12.18 Wednesday | お勉強のヒント | comments(0) | 進学塾unit |
テストをつくろう(1) (00:00)

ある日、インプットがちょっと苦手な子に

 

「今日勉強したことの中から、何でも良いから

 

先生に問題を出してみてよ。」

 

と話したところ、

 

「う〜ん、え〜っと・・・・」

 

と答えに詰まってしまいました。

 

といっても、全く覚えていないわけではなくて、

 

「○○って何だっけ?」

 

と聞くとちゃんと答えが出てくるものもある。

 

「さてはインプットよりもアウトプットの

 

練習をしたほうが良いのでは・・・」

 

と思い、こんなものをつくった。

 

 

 

その日の勉強した範囲から自分で小テストを

 

つくるためのフォーマットだ。

 

左側が問題。右側に解答と解説を書けるように

 

なっている。

 

実際に、このフォーマットをつかってテストを

 

つくってもらった。

 

 

 

 

はじめはなかなか手が動かない。

 

そこでいくつか指示を出す。

 

「○○は大事な用語だよね」

 

「●●について出題してごらん」

 

ここで少しずつ手が動き出す。

 

10問中、3問できたところで一度見せてもらう。

 

うん、その調子。

 

 

 

続けてもらうと、あることに気づく。

 

その用語を導くのに必要不可欠なキーワードが

 

抜けているものがいくつかある。

 

「こういう問題文だと○○という答えにたどり

 

着くのはちょっと難しいかなぁ。●●という

 

答えを書いてしまう子がいるかもよ。」

 

「あ〜、たしかに。」

 

「そもそも○○って何?」

 

「え〜っと、・・・」

 

このようなやりとりを通じて、その用語の認識を

 

少しずつ本人の中で明確に、正確にしていく。

 

「この用語が答えになるようにするには、この

 

キーワードが入っていないとダメだ。」

 

「このワードは必要だけど、このワードは

 

無くても大丈夫だ。」

 

このように情報の重要度を考え、取捨選択が

 

徐々にできるようになってくる。

 

(明日に続きます。)

| 2019.12.17 Tuesday | お勉強のヒント | comments(0) | 進学塾unit |
基本は本当に大丈夫!? (00:00)

勉強に限らず、何事も基本が大切だ。

 

基本を固めるために、多くの生徒はだいたい

 

次のような手順を踏む。

 

 ヾ靄椒譽戰襪鰺解する

 

◆ヾ靄椒譽戰襪鯣辛する

 

この時点で問題が解けている(ちゃんと答えが

 

出ている)と、

 

「基本はできているな」

 

思ってしまいがちである。

 

ここが大きな落とし穴である。

 

 

 

 

私は

 

「基本を本当に理解できるのは、

 

応用ができるようになってから。」

 

と思っている。

 

基本を本当の意味で理解し自分の血肉にするため

 

には、応用レベルの経験が必要不可欠なのだ。

 

応用は、基本の積み重ねで出来ている。

 

「他のものと混ざった状態」で、「いきなり」、

 

「姿を変えて」基本が出てくる。

 

そういう場面で使えてこそ、

 

「基本が出来ている」と言えるのだ。

 

数学ならば、

 

「関数の問題でいきなり図形の知識が必要に

 

なったときに思い出せるか。」

 

英語ならば、

 

「長文の中でいきなり不定詞が出てきたときに

 

思い出せるか。」

 

そういう訓練が必要なのだ。

 

 

 

 

「自分では理解できているつもりだけど、

 

なんだかミスが出てしまうなぁ。」

 

という人は、自分の勉強が基本レベルだけに

 

なっていないか、応用レベルにも手を出して

 

いるかどうかを振り返ってみよう。

 

もちろん、ただいたずらに応用問題に触れれば

 

良いということではない。

 

一つ一つ納得しながら、適宜質問をしながら

 

進めることが大切だ。

 

| 2019.12.07 Saturday | お勉強のヒント | comments(0) | 進学塾unit |
英単語の勉強法 (00:00)

塾生向けに英単語の勉強法を作成しました。

 

中学生が陥りやすい「効率の良くない勉強法」を

 

避ける目的で作成してあります。

 

塾生はこれを土台にして、自分に合った効率の

 

良い勉強法を確立していきましょう。

 

| 2019.12.05 Thursday | お勉強のヒント | comments(0) | 進学塾unit |
小手先のテクニックよりも大事なこと (00:00)

ある生徒が質問に来た。

 

その問題の解き方が思いつかないようだ。

 

それは良い。ただ、

 

「こういう問題では、まず何をするんだっけ?」

 

の問いに対して答えが出て来ない。

 

これはよろしくない。

 

 

 

 

授業の中で教わるものの中にテクニックがある。

 

「こういうときは、この公式が使える」

 

「こうすると時短できる」

 

確かにこういうテクニックを覚えて、

 

自分のものにすることも大切だ。

 

しかしそういうテクニックの類いは、

 

ごく限られた状況でしか通用しない。

 

「少しでも状況が変わったら手も足も出ません」

 

では困る。

 

「カレーは作れてもシチューは作れません」

 

では困るのだ。

 

小手先のテクニックを身につけること以上に

 

大切なことは、

 

「こういう場面ではどういう作業をするべきか」

 

「こういう場面ではどういうことを考えるのか」

 

のように、他の場面にも適用できる作業や発想だ。

 

基本動作と言い換えてもよい。

 

授業で基本動作を教わったときは、

 

何度も見たり、その作業や発想を繰り返したりする

 

ことで、必ず身につけよう。

 

| 2019.12.03 Tuesday | お勉強のヒント | comments(0) | 進学塾unit |
期末テスト勉強会にて (00:00)

 

 

 

定期テストに向けて、英語の教科書の本文を

 

覚えているかのチェックをしている。

 

まず本文の中の一文の日本語訳(直訳)を言う。

 

生徒はそれを聴き取り、英文を書く。

 

ちゃんと勉強できていると、すぐに

 

「あの文だ!」

 

となって、ペンがすらすら動く。

 

ちゃんと勉強できていないと、その場で

 

作文することになる。

 

英語が苦手な子だと、途中で止まったり

 

動詞が抜けたりするので、今度は英文を読む。

 

それを聴いて、修正版の英文を書いてもらう。

 

このやりとりをすると、三単現のsのつけ忘れ、

 

冠詞のつけ忘れ、英単語のつづり、副詞の位置

 

など、ミスが起きやすい箇所の抜けが確認できる。

 

1ページ終わらせて不十分な出来だったら、

 

もう一度勉強してきてもらう。

 

ある程度できていれば、次のページを覚えてきて

 

もらい、先ほどのやりとりを繰り返す。

 

英語が得意な子には、あえて意訳を言い、

 

脳内で意訳を直訳に変換してもらうことで

 

難易度を上げる。

 

リスニング、ライティングの両方を鍛える

 

ことができるので、なかなか有効な勉強法

 

だと思う。

 

古文を現代語訳にする、とかいろいろと

 

応用が利きそうだ。

| 2019.11.27 Wednesday | お勉強のヒント | comments(0) | 進学塾unit |
期末テスト勉強会にて (00:00)

ある子の勉強の様子を観る。

 

机上には教科書のみ。両手は机の下。

 

目は文字を追っているが、あまり頭を使って

 

いないように見える。

 

「マーカーを出してごらん。

 

読んでいて具体的なイメージがわかないものが

 

出て来たら、マーカーで線を引いて質問してね。

 

逆に、線を引いていないものは理解できている

 

ということだから、あとで説明してもらうね。」

 

と声かけする。

 

本人の座る姿勢が先ほどとは変わる。

 

その後、質疑応答をして、問題練習に移る。

 

最後のほうは少し疲れていたけれど苦笑

 

普段よりも過ごす時間の密度が濃かったと

 

いうことだろう。よく頑張ったね。

 

こういうやりとりを地道に続けることで、

 

ひとりひとりの勉強の密度を高めていきたい。

| 2019.11.26 Tuesday | お勉強のヒント | comments(0) | 進学塾unit |
期末テスト勉強会にて (00:00)

ある生徒が漢字の勉強している。

 

辞書を引き、意味の分からない言葉を調べる。

 

言われたことを実行していて素晴らしい。

 

 

 

そのノートをよく見ると、辞書に書いてある文を

 

そのまま写している。

 

「ちょっと待ってくださいね笑」

 

と声をかける。

 

「辞書の文を読んで、意味は理解できたの?」

 

「はい。理解できました。」

 

「オッケー。そうしたら、文を丸写しする必要は

 

無いんじゃないかな。自分の言葉と辞書の言葉を

 

うまく使って自分なりの言葉で書けるよね。

 

丸写ししているときに、頭が働いているかな?

 

ただの作業になっているんじゃないかな?」

 

「・・・たしかに。」

 

 

 

 

 

「この作業を行うときはこういうことを考える」

 

というような、「行動に伴う思考」がある。

 

「辞書で調べて意味を書く」という行動には、

 

「辞書の文を理解する」

 

「理解したことを、後から自分が見て分かる

 

ように書く」

 

という思考がはたらくはずだ。

 

しかし、行動から思考が抜け落ちてしまう生徒が

 

少なくない。このように、行動と思考が分離して

 

しまう習慣が悪化すると、

 

「辞書で調べた意味をノートに書いてあるのに、

 

その意味を聞かれても答えられない」

 

とか

 

「答えを赤ペンで書いてあるのに、

 

全く理解できていない」

 

といった現象が起きてしまう。

 

そして、普段から行動と思考が分離している子は

 

思考に行動がうまく伴わないという状況にもなる

 

のではないかと推察している。

 

たとえば数学の問題を考えるときには、

 

「図を描く」「情報を書き込む」「計算する」

 

などの作業(行動)が必要だが、

 

普段から思考と行動が分離しがちな子は、

 

これを同時に行うのが難しいのではないか。

 

 

 

 

というわけで、生徒たちが机に向かっている

 

姿を見ながら、「いまこの子は頭の中でどんな

 

ことを考えながら、この行動を取っているか」

 

ということを確認している。

 

 

 

 

こういうところに、その子の成長のヒントや

 

我々の指導のヒントが隠されているような

 

気がする。

| 2019.11.25 Monday | お勉強のヒント | comments(0) | 進学塾unit |
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